執筆者:Eric Zimmerman、SailPoint、プロダクト マーケティング マネージャー アイデンティティ セキュリティ プログラムが進化するにつれて、重要なコンテンツに関してこれまで以上に多くのコンテキストを取得し、機密情報を自社のセキュリティ プログラムの基本的な要素としてロックダウンするのに役立てることが不可欠となっています。結局のところ、最終的に統制や保護を行う対象はデータなのです。 企業の機密データが増大し、新しいデータ規制も増加している現状において、機密データに関するコンテキストが欠如すると、安易な承認や意図しないオーバープロビジョニングのリスクが高まり、不正なデータの流出やデータの盗難の可能性も増大します。機密データがどこにあり、誰がアクセス権限を持っているかが十分に可視化されていない場合、厳格な規制要件を満たすタ...
The Identity Blog
アイデンティティ セキュリティのアナリスト企業である、KuppingerColeが発表した最新のCloud Infrastructure Entitlement Management Leadership Compassレポート(英語のみ)において、SailPointのクラウド インフラ権限管理(CIEM)ソリューションがリーダーの1つに選出されました。 このレポートでは14のベンダーが評価されており、その中でSailPointがリーダーに選出されたのは、昨年クラウド アクセス権限管理ソリューションを大幅に強化した取り組みが評価されたものと考えています。 このレポートでは、「セキュリティ情報イベント管理(SIEM)をサポートするという点は大きな強みであり、10種類の主要なサード パーティ製アプリケーションがサポートされています。これはSa...
Jaishree Submramania、プロダクト マーケティング担当バイス プレジデント これまでの長い歴史において、多くの海洋探検家たちは北極星を道標として活用してきました。広大な未知の領域を探検するうえで、北極星は正確な方角を知るための重要な目印だったのです。こうした探検家たちが、常に不動の位置にある北極星を頼りにしていたように、今日の企業もまた、拡大し続けるデジタル市場で成功を収めるための、確固たる指針を必要としています。アイデンティティ(ID)セキュリティはその指針となり、組織を安全かつ確実に革新的な未来へと導きます。 クラウド イノベーションや迫り来るサイバー脅威によってデジタル領域が拡大する中、正しい方向性を把握することは単なるレコメンデーションではなく、不可欠なものとなっています。そこでSailPointは、Accent...
レガシーシステムとは? アイデンティティ セキュリティ業界でよく耳にする「レガシーシステム」という言葉は、時代遅れで停滞した、代替可能な技術を指す言葉として、否定的な意味で使われます。 確かに、一部のアイデンティティ セキュリティベンダーは、従来の意味で「レガシーシステム」であることは明らかです。彼らはイノベーションをあきらめ、新たな投資をしなくなっています。時間、リソース、人員を投入して、顧客から選ばれるようなテクノロジーを生み出すことを放棄したベンダーは、多くの顧客から見放され、忘れられてしまいます。 しかし、レガシーシステムには、長年培ってきた実績やノウハウに基づいた安定性といった、無視できないメリットも存在します。 SailPointは、アイデンティティ セキュリティ分野のパイオニアとして、18年以上にわたって卓越した専門性、...
ノーベル賞作家のジョン・スタインベック氏はかつて、「行き先を見つけるには、今どこにいるかを知らなければならない」と言いました。どんな道のりであれ、そこから進むべき道が続いていくという意味で出発点は非常に重要です。 大規模で複雑な大企業向けアイデンティティ・セキュリティには、明確な始点と終点があるわけではありません。1回で終わりというものでもなく、重要なマイルマーカーとビジネス成果を伴う、時間をかけて構築していくプログラムです。このようなマイルマーカーは、プログラムを次の段階に進める前に達成すべき「段階」と考えることができます。 それを、SailPointが「アイデンティティ・セキュリティの段階」という新しい調査で取り組みました。 今年5月から6月にかけて、世界中のアイデンティティ・セキュリティの意思決定者を対象に調査を実施し、アイデンテ...
SCL Healthは信仰に基づく非営利組織で、米国コロラド州とモンタナ州を中心に、すべての患者に安全、高品質、効果的な治療を提供することに取り組んでいます。SCL Healthは28億ドル規模の医療ネットワークをもち、8つの病院、150以上のクリニックを通じて総合ケアサービスを提供しています。 アイデンティティ・ガバナンス管理(IGA)は、医療のなどの規制の厳しい業界には不可欠です。SCL Healthはアイデンティティのモダナイゼーションに全力で取り組んでいます。SCL Healthの最高情報デジタル責任者であるCraig Richardville氏は、「アイデンティティは私たちのすべての活動の基盤となる要素です」と述べています。SCL Healthは長年にわたり自ら開発したID管理システムに頼っていました。しかし、従事者のネットワーク...
筆者:Katherine Cola 100年以上にわたり自動車製造に携わってきたゼネラルモーターズ (GM) は、進化するセキュリティ課題に取り組むため、うまくビジネスを適応させています。同社のアイデンティティアクセス管理ディレクターのTray Wyman氏が、アイデンティティ・セキュリティが組織の戦略において果たす重要な役割について語ってくれました。 ID棚卸疲れを極力減らし、新規採用/異動/退職を自動化し、リモートワーカーにコラボレーションとセキュリティを確実に提供することがカギとなっています。また、GMはデータベースに基づいた意思決定を行うため、ビッグデータと人工知能に投資を続け、SailPointと組んでリスクに基づいた承認の自動化に取り組んでいます。 GMが電気自動車や自動運転車に重点的に取り組む中、アイデンティティの重要度は...
筆者:Frank Briguglio、CISSP | SailPoint 公共部門担当ストラテジスト デジタル変革とITモダナイゼーションにより、クラウドデータとアプリケーションの導入がこれまでにないペースで増加しています。今や私たちの境界はリモートユーザーおよび従来とは異なるミッションパートナーに開かれており、それによって従来のネットワーク境界が崩れ、その効果が弱まっています。現在、安全を確保するには新たな手法を導入する必要があります。ゼロトラストとは、米国がこうした「境界のない」世界の王国における鍵を守るために、セキュリティについてどのように考えるのかを表す概念であり、パラダイムシフトとも言えます。 米国国立標準技術研究所(NIST)のNational Cybersecurity Center of Excellence(NCCoE)...
昔からあるSAT試験の問題を思い出してください。「2本の高速列車が同じ方向に異なる速度で進んでいるとしたら、衝突するまでにどれくらいの時間がかかりますか」。SaaSアプリケーション採用に関しては、多くの点で、これは今日のエンタープライズITの現実を表しているようです。SaaSアプリケーションは引き続きどんどん使用されますが、そのスピードに企業は追いつけず、全データを保護しきれません。 平均して、IT部門の認識の3~4倍のSaaSアプリケーションが会社で使用されており、2022年までに、90%の企業が事業目標達成のためにSaaSアプリケーションに依存すると予測されています。問題はSaaSアプリケーションの可視性の欠如であり、さらに、アプリケーションとその中の機密データに誰がアクセスできるかを把握できないことにより、企業のセキュリティ体制に大き...
今日、私達は財布とその中身を守るのと同じように、デジタルアイデンティティを守ろうとしています。私たちのプライベートのデジタルアイデンティティは、日常生活に必要な権限を与えてくれます。支払いのために銀行口座にログインをしたり、Facebookで通知を確認したり、夕食にUberEatsを予約したりします。一方、これとは別に、私たちには仕事用のデジタルアイデンティティもあります。仕事上の私たちは、「自分である」という申告を認証された上で、業務に必要な大量のアプリケーションとデータに紐づけられています。ここで、企業の労働状況と、企業を構成するデジタルアイデンティティがいくつあるかを考えてみましょう。 企業の従業員のアイデンティティを集合させたものは、その企業自身のデジタルアイデンティティに相当します。 企業のPIIそのものである「企業のデジタルアイ...