
課題とソリューション
特権アクセスにおける可視性のギャップ
特権アクセスは、組織の最も機密性の高いビジネス アプリケーション、システム、データへのアクセスを可能にします。しかし、このアクセス権限は企業全体に分散して存在していることが多く、可視化が難しいため、明確に把握できないアクセス権限を保護しなければならないという課題が生じています。複雑な企業環境に存在する特権アクセスの特定と管理は大きな課題です。多くの組織は手作業によるプロセスや従来のツールに依存しているため、管理が追い付かず、リスクの高い死角が残されています。
SailPointのアプローチ
SailPoint は、特権セキュリティに対する統合的かつ動的なアプローチにより、以下を実現します。
すべての特権の検出:クラウド、インフラ、アプリケーション、データにわたるすべての特権アクセスを自動的に検出
リスクに応じた分類:特権をインテリジェントに分類し、リスクの高い脅威に優先的に対応
実用的なインサイトの獲得:複雑な特権経路を可視化し、プロアクティブなリスク対応を実現
最小権限の適用:最小権限の原則を適用し、攻撃対象領域を削減
メリット
SailPointが特権アクセス管理に選ばれる理由
SailPointの特権セキュリティ ポスチャー管理は、従来の特権アクセス管理(PAM)を超えて、現代の企業に存在するあらゆる特権アクセスを保護するために必要な可視性とインテリジェンスを提供します。特定の目的に特化した断片的なプロセスから、リスクに基づく動的なアプローチへの移行を実現できます。
すべての特権の検出
手作業での検出が不要に
マルチクラウド環境、ビジネス アプリケーション、データを含むITエコシステム全体に存在するすべての特権エンタイトルメントを自動的に検出し、識別します。特権アクセスの状況を包括的かつ正確に把握できます。
追加機能
アイデンティティ セキュリティ プログラムを拡充
SailPoint Identity Security Cloudは、基本的な機能の枠を超え、複雑化するアイデンティティ(ID)の課題に対応します。こうした特化型アドオン ソリューションは、リスク低減とコンプライアンス確保に向けて、より高度な制御とインテリジェンスを提供します。
あらゆる業界の特権アクセスを保護
SailPointが、最小権限モデルの構築・管理・維持を通じて、どのようにリスク低減を支援しているかをご紹介します。
金融サービス
重要なシステムへの特権アクセスを制御することで、機密性の高い金融データを保護し、SOX法やPCI DSSなどの厳しいコンプライアンス要件に準拠することができます。
医療
臨床および管理アプリケーションへの最小権限アクセスを適用することで、患者データ(ePHI)を保護し、HIPAA法準拠に向けた取り組みを進めることができます。
官公庁
特権アクセス管理に対する最新のアプローチにより、機密性の高い政府データおよびシステムを内外の脅威から保護できます。
関連資料
特権セキュリティ ポスチャー管理について探る
FAQ
特権セキュリティ ポスチャー管理に関するよくある質問
SailPointの特権セキュリティ ポスチャー管理とは何ですか。
特権の普遍的な可視性とインテリジェントな優先順位付けを提供することに重点を置いた、特権アクセス管理に対する最新のアプローチです。場所にかかわらずあらゆる特権アクセスを検出、分類、保護することができます。
従来の特権アクセス管理(PAM)との違いを教えてください。
従来の特権アクセス管理(PAM)ソリューションでは、ITインフラに焦点が当てられています。ITインフラは重要ではあるものの、組織における特権の一部にすぎません。SailPointのアプローチは、特権が無数のアプリケーション、クラウド プラットフォーム、データ リポジトリに分散されている現代の企業にも対応できるよう設計されています。SailPointは、ITインフラに対する特権だけでなく、すべての特権に対する可視性を提供します。
特権の検出と分類の仕組みを教えてください。
SailPoint Identity Security Cloudの機能を利用して、IT環境全体を自動的にスキャンし、特権アクセスを許可するエンタイトルメントを特定して、リスク レベル(高、中、低)に基づいて分類を行います。
Privilege Insightsではどのようなインサイトが得られますか。
SailPoint Observability & Insightsの一部として含まれるPrivilege Insightsを使用すると、特権アクセスがどのように許可され、継承されているかを可視化できます。特権への経路を把握し、すべての種類のIDにわたりアクセス権限のリスクを理解して、必要以上のアクセス権限が与えられている領域を特定できます。
SailPoint Identity Security Cloudの一部として含まれているのですか。
はい。特権の検出と分類機能は、SailPoint Identity Security Cloudの基礎となるコンポーネントであり、特権管理に対するプラットフォーム スケールのアプローチを提供します。
AIを活用したエンタイトルメントの説明により、特権セキュリティがどのように向上しますか。
多くのエンタイトルメントには難解な技術名が付けられているため、それらのエンタイトルメントにより特権アクセスが許可されているかを把握するのは困難です。SailPointの生成AIを活用したエンタイトルメントの説明では、これらを明確でわかりやすい言葉による説明へと自動的に変換できます。そのためセキュリティ チームは、エンタイトルメントが提供するアクセス権限を即座に理解し、どのアクセス権限に特権が与えられているかを迅速に特定して、スマートな判断により特権を保護することができます。
既存の特権アクセス管理(PAM)ソリューションをどのように補完することができますか。
従来の特権アクセス管理(PAM)ツールはITインフラへのアクセス権限を保護し、リスクの高いクレデンシャルを安全に保管することに長けています。SailPointの特権セキュリティ ポスチャー管理は、従来の特権アクセス管理(PAM)ツールでは可視化できないことが多いクラウドやSaaS(Software as a Service)アプリケーションを含め、企業全体にわたるすべての特権アクセスを検出して分類するための広範な可視性の提供を通して、PAMを補完します。これにより、特権の全体像を把握できるため、リスクを適切に管理できるようになります。
特権アクセスの管理では、ゼロ トラスト戦略はどのようにサポートされますか。
「決して信頼せず、常に検証する」というのがゼロ トラストの中核となる原則です。真のゼロ トラスト アーキテクチャを実現するには、まずすべての特権アクセスを把握して、制御する必要があります。SailPointにより、あらゆる特権エンタイトルメントを検出して分類することができるため、ゼロ トラスト導入の取り組みを成功させるために不可欠な基礎的要件である、規模を拡大して最小権限の原則の適用を実現できます。
最小アクセス権限モデルとは何ですか。SailPointはこのモデルの実現にどのように役立ちますか。
最小アクセス権限モデルとは、職務遂行に絶対に必要な最小限のアクセス権許諾のみをユーザーに付与するというセキュリティの概念です。SailPointは、まず企業全体の特権アクセスを検出して分類することにより、最小アクセス権限モデル実現をサポートします。この可視性により、過剰なアクセス権許諾を確実に削除し、真の最小権限モデルを適用することができるため、組織のリスクを大幅に低減できます。
次のステップに進みましょう
アダプティブ アイデンティティ セキュリティで実現するAIガバナンス
SailPoint は、従業員による AI 利用を可視化し、リスクを低減しながら、安全な AI 活用を支援します。アダプティブ アイデンティティ セキュリティにより、組織全体のAI ガバナンスを実現できます。
