
課題とソリューション
アクセス権限の最適化と保護
アイデンティティ(ID)ライフサイクルを手動で管理すると、セキュリティにギャップが生じ、生産性の低下を招きます。ユーザーは適切なアクセス権限が迅速に付与されることを必要としていますが、ロール(権限の集合)の変更に合わせてアクセス権限を手作業で調整するとミスが生じたり、作業に遅れが生じたりして、ビジネスがリスクにさらされます。
AIを活用した、自動化されたアプローチ
ITの生産性と効率性を向上
コンプライアンス体制を強化
デジタルの取り組みにおいて価値実現までの時間を短縮
ハイブリッド ワークフォースのアクセス権限を保護
メリット
インテリジェントで自動化された、安全なアイデンティティ管理
AIを活用したインサイトとプロセスにより、あらゆるID、そして変化し続けるアクセス権限を管理できます。アイデンティティ ライフサイクル全体を自動化することにより、オーバー プロビジョニングを排除し、深刻なセキュリティ脅威から組織を守ることができます。
内部脅威の軽減
AIを活用したアクティビティ ベースのインサイトを利用して、最小権限の原則を広範囲に適用できます。適切なアクセス権限に関するインテリジェントなレコメンデーションが提供されるので、意思決定者は自信を持ってエンタイトルメントを承認または取り消し、オーバー プロビジョニングを低減できます。
追加機能
アイデンティティ セキュリティ プログラムを拡充
SailPoint Identity Security Cloudは、基本的な機能の枠を超え、複雑化するアイデンティティ(ID)の課題に対応します。こうした特化型アドオン ソリューションは、リスク低減とコンプライアンス確保に向けて、より高度な制御とインテリジェンスを提供します。
faq
アイデンティティ ライフサイクル管理に関するよくある質問
アイデンティティ ライフサイクル管理とは何ですか。なぜ重要なのでしょう。
アイデンティティ ライフサイクル管理(LCM)とは、オンボーディング、プロビジョニング、退職時のアカウントの無効化まで、あらゆるデジタル アイデンティティのライフサイクル全体を制御するプロセスです。LCMは、人間であれマシンであれ、すべてのIDに対して適切なアクセス権限を適切な期間のみ付与するために不可欠ですが、このような適切なアクセス権限の付与はコンプライアンスの維持とリスクの軽減に役立ちます。LCMは、アクセス権限の管理のみではなく、ハイブリッドIT環境全体でID関連のプロセスを簡素化し、手作業による介入を減らして、オペレーション効率を向上させます。ITチームは、反復的で複雑なタスクを自動化することで、ミスを最小限に抑え、オンボーディングを迅速化すると同時に、ユーザー ロールの変化にも迅速に対応できます。従業員や契約社員だけでなく、ボット、サービス アカウント、AIエージェントなどの人以外のIDを含む、今日の多様なID環境を管理する上で、このような高い効率性が不可欠です。
アイデンティティ ライフサイクル管理によりどのようにセキュリティを強化できるのですか。
LCMを導入すると、リアルタイムのロール、コンテキスト、行動に基づいてアクセス権限を制御することにより、セキュリティを強化できます。プロビジョニング、アクセス権限の調整、無効化を自動化することにより、アクセス権限のクリープや特権の不正な使用といった脆弱性を除去できます。人間のユーザー、AIエージェント、ボットを含むあらゆるタイプのIDに対してこのプロセスが実施され、ゼロトラスト原則の適用が可能となります。
LCMは、プロビジョニング、アクセス権限の調整、無効化などの重要なタスクを自動化することにより、アクセス権限のクリープ、特権の不正な使用、孤立アカウントといった脆弱性を除去し、内部脅威や予期せず情報漏洩が生じるリスクを大幅に軽減します。リアルタイムのガバナンスにより、アクセス権限が常に現在のロールとビジネス コンテキストに適合していることが保証されるため、組織は最小権限のアクセスを適用し、規制要件を遵守できます。さらに、手作業のプロセスへの依存を減らすことで、人為的ミスのリスクを最小限に抑え、組織の変更やセキュリティ インシデントへの対応を迅速化し、複雑なハイブリッド環境全体にわたりプロアクティブなゼロトラスト セキュリティ モデルをサポートできます。
アイデンティティ ライフサイクル管理は、契約社員、パートナー、マシン アイデンティティ、AIエージェントにも適応できますか。
はい。最新のLCMプラットフォームは、多様なID環境を統制できる仕組みとなっています。LCMでは、非正規社員のIDについても一元的なフレームワーク内で、プロファイルの割り当て、有効期間ベースのポリシーの適用、エンタイトルメントの追跡を行うことができるので、IDの見落としやオーバー プロビジョニングを防止できます。そのため、組織を安全に拡大できるとともに、攻撃対象領域を削減できます。マシン アイデンティティ(ボット、API、サービス アカウントなど)とAIエージェントには、個別のアイデンティティ プロファイルが割り当てられ、アクセス権限が意図された機能に限定されるよう自動的にアクティビティが監視されます。LCMでは、エンタイトルメントの追跡が一元化され、アクセス レベルが定期的に監査されるため、IDのロールが変化した場合や、異常な動作が検出された場合にも迅速に対応することができます。自動化を活用することで、組織はIDのタイプにかかわらず、最小権限アクセスを適用し、継続的にリスク評価を実施して、常にコンプライアンスを確保できます。
組織において効果的なアイデンティティ ライフサイクル管理を導入する方法を教えてください。
組織において効果的なLCMを導入するには、以下のベスト プラクティスに従います。
- 信頼できる情報源との統合連携:LCMシステムをHRシステム(たとえばWorkdayやSAP SuccessFactors)などの源泉情報に接続し、雇用状況に基づいてプロビジョニングとデプロビジョニングのアクションを自動的にトリガーします。
- ロール ベース アクセス制御(RBAC)の導入:事前に承認されたアクセス権限のセットを使用してロールを定義します。これにより、アクセス権限の割り当てがシンプルになり、職務に必要なアクセス権限のみをユーザーに割り当てることができます。
- ワークフローの自動化:ユーザーの作成と変更から退職までのプロセス全体を自動化します。これにより、人為的ミスを最小限に抑え、一貫性のある形でポリシーを適用できます。
- 明確なポリシーの確立:アクセス権限付与、承認、および定期的なレビューに関する明確なポリシーを定義し、文書化します。
- 定期的なアクセス権限レビューの実施:ユーザーのアクセス権限を定期的にレビューして認証することで、適切性が確保されていることを確認するとともに、不要なアクセス権限を特定して削除します。
- 例外についての計画の策定:契約社員の一時的なアクセス権限や特定のプロジェクトに対する特別なアクセス権限など、例外的な場合の管理プロセスを策定します。
一般的に、効果的なアイデンティティ ライフサイクルのアプローチを導入することでどのような成果を期待できますか。
SailPoint Identity Security Cloudは、ポリシー主導の自動化、AIを活用したレコメンデーション、およびビジネス アプリケーションとの緊密な統合連携を通してLCMを提供します。これにより、以下が可能となります。
- 常に適切な範囲でアクセス権限を付与:職務に必要な範囲で過剰でも過少でもない適切なアクセス権限をユーザーに付与できます。
- 即座に変更を反映:昇進、部署異動、プロジェクトの割り当てがトリガーとなり、自動的にアクセス権限を更新をできます。
- リスクの軽減:必要以上の権限を与えられたアカウントや休眠状態のアクセス権限を特定し、修正できます。
- コンプライアンスの維持:集中管理と監査対応のレポートにより、監視を簡素化できます。
SailPointのLCMアプローチにより、最終的にITチームがアクセス権限の手作業による管理から解放されるとともに、セキュリティ エクスポージャーを低減し、ライフサイクル全体を通して一貫した形ですべてのIDを統制できます。
アダプティ ブ アイデンティティで防御を強化
リスクをリアルタイムで検知 アイデンティティの状況を継続的に監視し、脅威を検知したと同時に可視化します。
アクセス権限を動的に調整 リスク、コンテキスト、ユーザー行動に基づいて、アクセス権限を自動的に制限または付与します。
すべてのアイデンティティを保護 人、マシン、サードパーティのアクセス権限を、環境全体にわたり保護します。


