複雑なGRCプロセスを自動化し、リスク軽減
機能
- リスクを予測
- 利用状況から不正を検知
- 緊急時のアクセス権管理
導入メリット
- 職務分掌(職務の分離)の徹底
- 不正アクセスのリスク回避
- コンプライアンス違反を軽減
GRCとは
GRC(Governance、Risk、Compliance)とは、ビジネス環境下で直面する様々なリスクに対し、ガバナンス、リスク、コンプライアンスの各取り組みを統合的に管理する概念です。企業には効率的な運用を実現するGRCソリューションが求められています。
GRCとアクセスリスク分析の課題を解決
一貫した職務分掌の徹底が困難
SAP ERPやSAP SuccessFactors、SAP S/4HANAに代表されるERPシステムやアプリケーションには膨大なロールと権限設定があるため、職務分掌(職務の分離)を徹底し、監視することが困難です。しかし、職務分掌の徹底を怠ると情報漏洩や機密データの損失、コンプライアンス違反に至るリスクにつながります。
アクセス権のリスク管理が脆弱
利用中のERPシステムのアクセス権の分析粒度が粗いと、適切にロールやアクセス権が付与されていなかったり不要な権限が付与されていたりするケースを発見できません。不適切なアクセス権の付与は内部不正や情報漏洩の原因となる恐れがありますが、正しく運用するには難易度が高いのが現状で、企業の課題となっています。
ロール変更によるリスク予測が困難
ロールを変更する際、変更に伴う影響とリスクの見通しを立てるのは困難です。プロビジョニング後にリスクに気づいても手遅れになってしまうかもしれません。
SailPoint
GRCとアクセスリスク分析導入のメリット
職務分掌(職務の分離)の徹底
不正アクセスのリスク回避
コンプライアンス違反を軽減
職務分掌(職務の分離)の徹底
SailPointのGRCとアクセスリスク分析の導入により、ERPシステムのロールと権限のポリシーを容易に細かい粒度で設定が可能です。適切にアクセス権限を付与し、管理することで最小権限の原則が徹底でき、コンプライアンスを確保しながら情報漏洩を防止します。
不正アクセスのリスク回避
ユーザー、ロール、業務プロセスごとの利用状況を継続的に監視・分析し、全方位的に可視化することで、潜在的な不正アクセス権やリスクのあるユーザーを特定でき、事前にリスクを回避できます。
コンプライアンス違反を阻止
ロール設定や変更の際、事前にリスクシミュレーションをし、GRCプロセスやID棚卸、緊急時のアクセス管理を正しく実施することでコンプライアンス違反を防止します。また、定期的に行うべきアクセス権の棚卸の業務を自動化することで、棚卸のサイクルを加速化します。
機能紹介
リスクを予測
利用状況から不正を検知
緊急時のアクセス権管理
リスクを予測
「What-if分析」を使用して、ロールの変更が適用された場合のリスクレベルを予測し、シミュレーションを行います。プロビジョニング前にリスクに関する知見を得ることで、リスクの軽減が可能です。
利用状況から不正を検知
ユーザーのアクセス権の可視化と操作状況の詳細な分析を行うことで、行動履歴の矛盾を検知し、不正アクセスを特定します。
緊急時のアクセス権管理
緊急時のアクセス権付与を、コンプライアンスに準じた方法で実現します。上長は外出先でもアクセス権付与の承認をすることができ、有効期限後のアクセス権の無効化までのプロセスを自動化することで、潜在的な脅威を防止します。
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