SailPoint、「SailPoint Connectivity」を拡張し数千の企業向けアプリケーションおよびカスタムアプリケーションとの連携をサポート~製品ポートフォリオ全体にわたり、包括的なアイデンティティ セキュリティへの接続性を企業に提供~
2024年9月18日 – 企業向けアイデンティティ セキュリティのリーダーであるSailPoint Technologies, Inc. (以下「SailPoint」)の日本法人SailPointテクノロジーズジャパン合同会社(東京都港区、社長 藤本 寛、以下「SailPointテクノロジーズジャパン」)は、ユニファイド プラットフォームSailPoint Atlasの主要コンポーネントである SailPoint Connectivity が、1,100を超える企業向けアプリケーションおよび20,000を超えるカスタム アプリケーションへの接続をサポートすることを発表しました。SailPoint Connectivityによって、ユーザー企業は日常的に使用する重要なビジネス アプリケーションと、主要なアイデンティティ セキュリティ機能を、単一のアイデンティティ セキュリティ プラットフォーム上で、拡張、接続、統合することができます。これにより、アイデンティティ セキュリティの価値を実感するまでの時間を飛躍的に向上させることが可能となります。
デジタル エコシステムに接続することは、アイデンティティ セキュリティに取り組むすべての企業にとって重要な要素であるといえます。なぜなら、この接続がなければアイデンティティ ソリューションは、企業が日々使用する無数のアプリケーションやシステムへのアクセス権限を適切に統制することができないからです。接続性の欠落は、レガシーなアイデンティティ セキュリティの実装における共通の課題となっていました。アプリケーションの連携を合理化する数千ものSailPoint コネクターはこの課題を解消し、業務上重要なアプリケーションの保護を必要とするユーザー企業は、より早くアイデンティティ セキュリティの価値を実感できるようになります。また、カスタム アプリケーションや自社開発アプリケーションも対象であるため、あらゆるアプリケーションにおけるアイデンティティを効率的に管理することができます。
SailPoint Connectivityは、戦略的な顧客アプリケーションとの広範な連携、包括的な業界および分野ごとの接続性を提供します。また、企業での使用頻度が高く業務上重要なアプリケーション、ソフトウェア、システムにSailPoint のアイデンティティ セキュリティを効果的に統合、拡張するための標準的なローコード接続ツールが含まれます。SailPoint Connectivity の広範囲かつ緊密な連携を可能にする機能により、企業はアプリケーションのライフサイクル全体を通じて速やかにアクセス権限を管理し、安全性を確保することができます。また、SailPoint Identity Security Cloudに追加された新機能「SailPoint AI アプリケーション オンボーディング」は、AIを活用したレコメンデーションにより、統制されていないアプリケーションを検出し、アイデンティティ セキュリティ ポリシーを適用することで、アプリケーション全体のライフサイクル管理を実現します。これには構成オプションの提案、信頼できるアイデンティティとアカウントの相関関係の作成、アプリケーションとの接続性に関する全般的な煩雑さとセットアップの軽減などが含まれています。
SailPointのプロダクト担当エグゼクティブ・バイスプレジデントを務めるグレディ・サマーズは次のように述べています。
「企業のセキュリティは絶え間なく継続させるものであり、アプリケーション全体のアクセス権限に対する基本的な可視性が最優先されなければなりません。SailPoint Connectivityは、何万種類もの接続オプションと戦略的な統合により、お客様が毎日使用するアプリケーションにユニファイド アイデンティティ セキュリティ機能を適用するための徹底的かつシームレスなソリューションを提供します。重要なアプリケーションへの適切なアクセスを、安全で効率的かつ包括的に提供することで、お客様のアイデンティティ セキュリティ プログラムを開始直後から加速させ、すぐに価値を実感できるようサポートしていきます」
慈善団体「救世軍」のサイバーリスクおよびコンプライアンス担当部長、ラックラン・マックギル氏は次のように述べています。
「SailPoint はビジネスの効率化を実現するだけでなく、戦略的な価値をもたらす稀有なセキュリティ製品のひとつです。SailPointの連携機能が包括的であることは、カスタム コネクターを簡単に作成できることと並んで、私たちにとって非常に重要でした。アイデンティティにまつわる管理体制を取締役会や上級役員に報告できるのは喜ばしいことです」
イギリスの家電小売チェーン、Currysのテクノロジーリスク責任者を務めるニコラス・ロシター氏は次のように述べています。
「当社がSailPointを選択する際に重要視したのは、製品の連携機能でした。SailPointの機能を活用することで、SAP ECCとSAP S/4HANAにシームレスに接続できました。SailPointのコネクターおよび連携機能は、当社にとって非常に効果的だったといえます。APIコールを使ってレガシーシステムとの連携を自動化させましたが、非常に上手く機能しました」
- SailPoint Connectivityの統合連携カタログはこちらからご確認いただけます。
- SailPoint Identity Security Cloudが企業のアイデンティティ管理におけるニーズにどのように役立つのか、詳細はこちらをご覧ください。
*本プレスリリースは、2024年6月26日に米国で発表されたニュースリリースの抄訳版です。内容および解釈については英語版が優先されます。