SailPointとMicrosoft Entra IDガバナンス

名称は同じガバナンスでも、その機能はさまざまです。SailPointが多くの企業に選ばれる理由をご覧ください。

SailPointが選ばれる理由

組織全体のシステムをカバーするアイデンティティ ガバナンス

SailPointは、組織で稼働しているあらゆるシステムのアクセス権限を可視化し、制御できるように構築されたアイデンティティ ガバナンス プラットフォームです。250種類を超える双方向コネクタを備えたSailPointは3,000社以上に導入されており、Microsoftのエコシステム全体、そしてそれ以外のあらゆる環境においてガバナンス プログラムに必要な一体化されたアイデンティティ ビューを提供します。

大規模環境にも対応

処理量が急増する環境でも実証されたパフォーマンス

600

SailPointでプロビジョニングされたユーザーによるブラック フライデーのログイン件数1

攻撃対象領域を縮小

攻撃に悪用される可能性のある非アクティブ アカウントや孤立アカウントによるリスクを低減

30,000

無効にした不要なActive Directoryアカウント数2

ユーザー エクスペリエンスの向上

迅速なパスワードのリセットにより、シームレスで手間のかからないプロセスを実現

93 %

パスワード リセット時間を短縮3

比較早見表

SailPointとMicrosoft Entra IDガバナンス

ガバナンスの適用範囲

SailPoint

組織全体を保護するアイデンティティ ガバナンス

SailPointは、アイデンティティ プロバイダーがMicrosoftであるかどうかにかかわらず、組織で稼働しているあらゆるシステム上のすべてのアイデンティティ(ID)を統制できます。クラウド、オンプレミス、ハイブリッド、さらにはMicrosoft以外の環境もすべて単一のユニファイド プラットフォームから統制できるので、エコシステムの境界によって死角が生まれる心配はありません。

Entra ID Governance

Microsoftのエコシステムを対象としたアカウントのガバナンス

Entra IDガバナンスは、Entraがすでに管理しているアカウントを対象として設計されています。そのため、管理対象のエコシステムの外部でアプリケーションが稼働している組織では、IDの可視性が不完全になり、監査証跡が断片化されるほか、Microsoft環境外のアクセスを考慮した職務分掌(SoD)の適用は限定的になります。

コネクタの対応範囲

SailPoint

ネイティブなエンタイトルメントの可視性を備えた250種類以上の双方向コネクタ

SailPointのコネクタは、ガバナンス監査で必要となる重要な情報を把握できるように設計されています。「誰がアカウントを持っているか」だけでなく、「そのアカウントで実際にどのような操作を実行できるか」まで把握できます。接続されたすべてのシステム間でリアルタイムに詳細なエンタイトルメント データが連携されるため、手作業による照合をおこなうことなく、アクセス権限の全体像を正確に把握できます。

Entra ID Governance

幅広い連携先、限定的なガバナンス範囲

Entra IDガバナンスのコネクティビティは、Microsoftのエコシステム外部では、主にアカウントとグループのプロビジョニングに限定されています。より詳細なエンタイトルメント情報は、通常可視化されません。このようなギャップが存在するため、アクセス権限レベルでリスクを管理する必要がある組織では、環境が拡大するにつれて包括的なガバナンスを維持することが困難となります。

AIと自動化

SailPoint

実際のアクセス インテリジェンスに基づくガバナンスの決定

SailPointのAIは、企業全体における実際のエンタイトルメントの利用状況を分析することで、アクセス リスクを特定し、適切なロールの推奨や権限審査(ID棚卸)における判断を支援します。ガバナンスが継続的に機能するため、レビュー担当者は迅速かつ明確な根拠に基づいた判断に必要なコンテキストを得ることができます。

Entra ID Governance

手動で定義された情報に制約されるAIレコメンデーション

Entra IDガバナンスの自動化は、手動で定義されたアクセス権限パッケージに依存しており、AIによるレコメンデーションの精度も、それらの定義内容に左右されます。パッケージと実際の利用状況との間に乖離が生じると、AIによるシグナルもそれに追随し、現在のアクセス リスクよりも、過去の設定内容を反映したガイダンスにつながる可能性があります。

総保有コスト

SailPoint

スイートに含まれる包括的なガバナンス

SailPointでは、幅広いアイデンティティ ガバナンス機能を一つのパッケージ(スイート)として提供しており、コア機能を利用するための追加オプションは必要ありません。新しいシステム、アイデンティティ タイプ、規制要件への対応が求められても、追加の料金を支払うことなく拡張できるコスト モデルとなっています。

Entra ID Governance

Azure以外でシステムが稼働している組織におけるベンダー ロックインのリスク

Entra IDガバナンスは、Azure以外でシステムが稼働している組織において、プラットフォームへの依存を招く可能性があります。環境の拡大に伴い、その依存度も高まっていきます。ガバナンス要件が拡大するにつれて、サードパーティのコネクタやカスタム統合のメンテナンスに追加のコストがかかる可能性があります。

コンプライアンスの対応範囲

SailPoint

接続されたすべてのシステムにわたるリアルタイムのコンプライアンス適用

SailPointには、SOX法、GDPR(EU一般データ保護規則)、HIPAA法への対応を支援する機能が備わっており、組織で利用するあらゆるシステムにおいて、詳細な監査証跡、自動化された職務分掌(SoD)の適用、リアルタイムのポリシー制御を提供します。コンプライアンス対応は継続的かつ組織全体で実施され、特定のエコシステムに制約されることもなく、ログの処理による遅延の影響を受けることもありません。

Entra ID Governance

Microsoftのエコシステムに限定されるコンプライアンス レポート

Entra IDガバナンスのコンプライアンス レポートは、主にMicrosoftエコシステム内のアクティビティに限定されており、アクティビティ ログには最大24時間の遅延が生じる可能性があります。そのため、Microsoft以外のシステムが稼働している組織では可視性のギャップが生じ、監査チームは現在の環境を正確に反映していない可能性のあるアクセス データをもとに対応する必要があります。

詳細な比較

SailPointが選ばれる理由

SCIMを超えるガバナンス

SailPointが提供する250種類以上のネイティブ双方向コネクタを使用すると、ERP、SaaS、クラウド、非構造化データなど、多様なターゲット アプリケーション内のエンタイトルメント レベルの変更を瞬時に把握することができます。Entra IDガバナンスは、エコシステム外では汎用的なSCIMを利用していますが、SailPointは「ユーザーがアカウントを持っているか」だけでなく、「各システム内でどのような操作を実行できるか」まで統制できます。

  • カスタム ビルドやサードパーティ ツールを必要とすることなく単一のプラットフォームからSAP、Oracle、AWS、Salesforce、その他数百のシステムへのアクセス権限を統制
  • アプリケーション内で直接行われた変更を反映できる双方向の同期機能により、アクセス権限の最新状況を把握
  • AI主導の検出機能により、新しいアプリケーションを迅速にオンボーディングし、環境拡大に伴う手動設定作業を削減

単一のアイデンティティと統合ビューによるギャップのないガバナンス

Entra IDガバナンスの管理対象は、すでに管理しているアカウントに限定されます。アイデンティティがその範囲を超えて複数のシステムにまたがる場合、職務分掌(SoD)違反は検出されず、オフボーディングも完全には行うことができません。SailPointでは、すべてのアカウントをその背後にあるアイデンティティにマッピングできるため、手作業で照合を行わなくても、組織全体にわたりポリシーを適用し、監査証跡を取得できます。

  • IDがアクセスするすべてのシステムを対象にオフボーディング ポリシーを適用し、あらゆる場所のアクセス権限を完全に停止し、検証可能な状態に保つことが可能
  • Entra IDガバナンスが把握できるアカウントだけでなく、ID全体にわたる職務分掌(SoD)違反を検出し、アプリケーション環境全体にSoDポリシーを適用
  • Microsoftエコシステム内だけでなく、接続されているすべてのシステムにわたる継続的かつリアルタイムな監査証跡により、SOX法、GDPR(EU一般データ保護規則)、HIPAA法への対応を支援

認証シグナルではなくガバナンスを目的として設計されたAI

SailPointのAIは、エンタイトルメントの利用状況、行動パターン、ピア グループのアクセス権限を分析することにより、ロールの作成、外れ値の検出、権限審査(ID棚卸)の判断を的確にサポートします。 Entra IDのガバナンスに関するレコメンデーションは、アカウント属性や手動で定義されたパッケージをもとに生成されるため、現状のアクセス リスクよりも、過去の設定内容を反映した結果になる可能性があります。

  • アカウント属性や組織図上の役職ではなく、実際のエンタイトルメント利用状況に基づく外れ値の検出により、最もリスクの高いIDを特定
  • アクセス権限の利用状況に基づく権限審査(ID棚卸)のレコメンデーションにより、レビュー担当者の負担を軽減し、意思決定の質を向上
  • Microsoftエコシステム内だけでなく、接続されているすべてのシステムにわたる継続的かつリアルタイムの監査証跡により、SOX法、GDPR(EU一般データ保護規則)、HIPAA法への対応を支援

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お客様の声

SailPointが最も選ばれている理由

世界中の企業が、アイデンティティ セキュリティの基盤としてSailPointを信頼しています。その理由を、お客様の声とともにご紹介します。

「このプラットフォームは、プロビジョニング ワークフローのカスタマイズ、ロール ベース アクセス制御の導入、アクセス ポリシーの適用における柔軟性を備えており、そのことが強力で拡張性のあるプラットフォームにつながっています。」

Ankitha K.氏、IAMエンジニア

「従業員の入社・異動・退職を簡素化するというのは言葉では簡単です。しかし、これほど多くのアプリケーション、法域、ユーザー タイプにわたり適切なガバナンスを備えた真の自動化を実現するには、堅牢なプラットフォームと慎重な統合連携作業が欠かせません。それをかなえてくれたのがSailPointでした。」

tmf logo
Kumar Ravi氏グローバル最高セキュリティおよびレジリエンス責任者、TMF Group

「IDワークフローを効果的に制御および管理したい企業にとって、業界推奨のツールです。」

情報技術およびサービス業界の認証ユーザー

「当社では、明確なロードマップに沿って、SailPoint Identity Security Cloud上にセキュアで拡張性のあるアイデンティティ ファーストのコアを構築しました。秩序だって導入でき、当社の目的に適合しており、長期にわたり安心して利用できるプラットフォームです。」

endeavor logo
Akshay Gulati氏アイデンティティ アクセス管理担当シニアマネージャー、Endeavour Group

「SailPointは、複雑なアイデンティティ ガバナンスと管理のための真の絶対的基準です。」

Sandeep Kumar氏、技術コンサルタント、Baxter Healthcare

「SailPointによりIDの管理方法が一変しました。現在では、入社初日を迎える前にわずか数分で自動的かつ安全にすべての新入社員をプロビジョニングできるようになりました。」

Danilo Mancuso Seminenco氏情報セキュリティ担当シニア グローバル マネージャー、Grupo Boticário

関連資料

SailPointが提供する価値のご紹介

ホワイト ペーパー

The SailPoint® Agentic Fabric | AIエージェント時代のIdentity Security

AIエージェントや人以外のアイデンティティを可視化・統制。SailPoint Agentic Fabricで、AI時代に求められるガバナンスとリアルタイム対応を実現します。

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FAQ

SailPointとEntra IDに関するよくある質問

SailPointプラットフォームの最大のメリットは何ですか。

250種類以上のコネクタ、業界をリードするAI、大規模なエンタープライズ ガバナンス向けに構築されたデータ モデルを備えたSailPointプラットフォームは、ハイブリッド環境全体におけるIDに関する信頼できる唯一の情報源を提供します。

SailPointはどのようなシステムおよびアプリケーションと連携できますか。

SailPointは、ERP、SaaS、IaaS、非構造化データなど、クラウド、オンプレミス、ハイブリッド環境で稼働する数百種類におよぶアプリケーションと連携でき、すべてを単一のプラットフォームから統制できます。

SailPointはガバナンス向けにどのようなAI機能を提供していますか。

SailPointのAIは、実際のエンタイトルメントの利用状況に基づきアクセス権限モデリング、外れ値の検出、権限審査(ID棚卸)に関するガイダンスを提供します。これらはすべてHarbor Pilot自然言語インターフェースを通して利用できます。

SailPointは、人以外のIDやマシン アイデンティティにどのように対応していますか。

SailPointは、マシン アイデンティティ、非正規社員、およびクラウド インフラのエンタイトルメントをネイティブに統制できます。

SailPointが他の製品と比べてコンプライアンス プログラムに適している理由は何ですか。

SailPointでは、接続されているすべてのシステムを対象に職務分掌(SoD)を適用し、リアルタイムで監査証跡を取得できます。一方、Entra IDのコンプライアンス レポートはMicrosoftエコシステム内に限定されており、アクティビティ ログには最大24時間の遅延が生じる可能性があります。

SailPointとMicrosoft Entraは連携できますか。

はい。多くの企業では、Microsoft認証のためにEntraを、企業全体のアイデンティティ ガバナンスのために SailPointを利用しています。これら2つのプラットフォームは相互に補完する役割を果たします。

Entra IDガバナンスと比較して、SailPointにおける職務分掌(SoD)の適用にはどのような特長がありますか。

SailPointでは、すべてのIDと接続されたすべてのシステムを対象に職務分掌(SoD)を適用できます。一方、Entra IDガバナンスでは、SoDの適用範囲がアカウントの境界内に限定されるため、Microsoft以外のシステムをまたぐ違反を見逃す可能性があります。

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  • リスクをリアルタイムで検知 アイデンティティの状況を継続的に監視し、脅威を検知したと同時に可視化します。
  • アクセス権限を動的に調整 リスク、コンテキスト、ユーザー行動に基づいて、アクセス権限を自動的に制限または付与します。
  • すべてのアイデンティティを保護 人、マシン、サードパーティのアクセス権限を、環境全体にわたり保護します。